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2015年09月22日

マトリクススピーカー まとめ 長岡鉄男氏設計















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マトリクススピーカー まとめ 長岡鉄男氏設計

「このスピーカーを聴いた人は、だれでもおのが目と耳が信じられなくなる。
 嘘だと思ったら作ってみるべし」

長岡鉄男氏の MX-1 試聴記事である

実に拡がりがあり、しかも当然のことながら中抜けがない。また、余韻やホール・トーンが二倍ぐらいにふえて聴こえる。拡がり方はソースによって違うが、幅1mぐらいにしか聴こえないものもあるが、3mぐらいに聴こえるもの、無限大、サラウンドに聴こえるものさえある。意外と良いのがカリオペなどのワンポイント録音のソースである。冨田勲のシンセサイザー・ミュージックもよい。とにかく文章では説明できない。
まさに音の魔術師である。

☆MX−1

MX-1使用SPユニット 本来は16オーム
FOSTEX フルレンジ FE103En



フォステクス 10cmフルレンジユニット(1本)8Ω仕様【限定モデル】FOSTEX FE103-SOL8




FOSTEX 10cmフルレンジユニット P1000K



後になってマトリクススピーカーはアンプや音源 ユニットや人を選ぶということが分かってくるが
MX-1は奇跡的に一号機にして完成されていた

mx1.jpg
http://community.phileweb.com/mypage/entry/3370/20140425/42246/

mx-1b.jpg

中央が[L+R]
右のユニットが[R-L](Rchに対してLchの信号を逆相にしてミックスしたもの)
左のユニットが[L-R](Lchに対してRchの信号を逆相にしてミックスしたもの)

これらの信号が耳に達したとすると、
右の耳で受け取る信号は (R-L)+(L+R)=2R  であり
左の耳で受け取る信号は (L-R)+(L+R)=2L  となる。

MX-1のあと30機種近く発表されていくが拡がり的には初号機のMX-1で頂点を極めていた

唯一の弱点が低音不足

ただでさえオーバーダンプ気味な103を小型筐体に詰め込んだため容積不足
しかも差信号ユニットから低音が逃げる
当初はユニットの抜き板をドーナツ形にくりぬき裏板と重ねてダクトとしていたが
すぐにパイプダクトに変更 チューニングを下げる

MX-1は週刊FMで発表されたが その後 同誌で後ろに置く専用のサブウーファー 
PW-1が発表された

適合するウーファーが無く FE-103のコーンにエポキシを流し込んで使用
掲載紙では絶賛していたが 後日 音場を損なうとしてお蔵入り


☆MX−2

MX-2で16cmユニットに挑戦するも失敗
ダイヤトーンP-610がマトリクスでは まったく拡がらない 
FE-163に乗せ換えたら改善したので ユニットのせいだったようだ

FOSTEX フルレンジ FE166En



よくあることなのだがこの後MX-2の型番は別設計のものにつけ直される

mx2.jpg
http://www.geocities.jp/mdkq0968/mx-2.htm
ユニットは3個使用する。L-Rのスピーカーは逆相直列接続になっており、その中点からセンタースピーカーのプラス端子に入り、マイナス端子はアンプのマイナス端子につながれる。図ではRチャンネルの一端子をしようしているがこれはLチャンネルでもRチャンネルでも問題ない。LとRの両方につないでしまうとノイズが出ることがあるのでどちらか一方の方がよい。



☆MX−3

MX-3でFE-203に挑戦 これは大成功

FOSTEX フルレンジ FE206En




その後も試行錯誤が続き 8cmユニットを使用したりDBにしたりするもMX-1を超えられない
しかし ついに

☆MX−10

MX-10でレンジ拡大に成功 ユニット4本使用の完成形となる


MX10.jpg
http://acaudio.jp/19/
炭山氏からの解説文
MX-10はMX-1唯一の弱点というべき「低音不足」を解消すべく、長岡氏が長い旅の果てにたどり着いた「究極のマトリックス・スピーカー」というべき作例である。ヘッド部分はMX-1とよく似ているが内部は3分割されており、下部のスタンド兼用キャビネットと併せてダブルバスレフ方式を形成し、ローエンドを伸ばす設計とされたものだ。実のところ今回の限定ユニットSolで鳴らすMX-1はほとんど低音部足を感じさせないのだが、それでもMX-10と聴き比べれば低域の伸び、深みの違いに圧倒される。製作は難しいが、検討の価値ある作例というべきであろう。


MX-1 MX-10はこの本が詳しい ↓
現代に甦る、究極のオーディオ観音力 (ONTOMO MOOK)




つづく


効果的なソース
ホルスト:組曲「惑星」



月の光 - シンセサイザーによるメルヘンの世界(期間生産限定盤)




陸上自衛隊富士火力総合演習





最適なアンプ
DENON プリメインアンプ プレミアムシルバー PMA-390RESP







posted by えくぼ at 21:52 | TrackBack(0) | オーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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